東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

※一部文章を訂正致します。

 17日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では144.66円と12時時点(144.93円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。15時半から植田日銀総裁の会見を控えたポジション調整の売りで、一時144.41円まで下値を広げた。ただ、下値も支えられ15時過ぎには144.79円付近まで戻している。
 なお、日銀は市場予想通りに政策金利を0.50%で据え置き、来年4月からの国債買い入れの減額ペースを2000億円程度に圧縮することを決定した。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.1558ドルと12時時点(1.1558ドル)とほぼ同水準だった。中東情勢への警戒感が高まる中、1.15ドル台半ばでの小動きに終始した。

 ユーロ円も弱含み。15時時点では167.20円と12時時点(167.52円)と比べて32銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が弱含みに推移したことで、一時167.02円まで下値を広げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.41円 - 145.11円
ユーロドル:1.1543ドル - 1.1567ドル
ユーロ円:167.02円 - 167.59円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。