東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 17日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では144.61円とニューヨーク市場の終値(144.75円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。昨日のNY市場で上昇した反動から一時144.58円まで下げている。トランプ米大統領がSNSで「全員、直ちにテヘランから避難すべきだ」と発言すると、原油先物価格が上昇。原油高に伴うインフレリスクが高まったことも重しとなったか。

 ユーロ円は弱含み。8時時点では167.11円とニューヨーク市場の終値(167.35円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。ドル円につれ安となったほか、時間外のダウ先物が130ドル超下落したことも嫌気され、一時167.10円まで値を下げている。なお、昨日のCME225先物は38510円と大阪取引所比で150円高で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.1555ドルとニューヨーク市場の終値(1.1561ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.58円 - 144.83円
ユーロドル:1.1553ドル - 1.1567ドル
ユーロ円:167.10円 - 167.46円


(越後)
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