19日の主な要人発言(時間は日本時間)

19日06:58 プーチン露大統領
「NATOの防衛費増額には意味がない」
「NATOの再軍備をロシアへの脅威とは見なしていない」
「ロシアがNATOを攻撃する意図があるという話はナンセンスだ」
「ウクライナ問題についてはゼレンスキー大統領を含め誰とでも会う用意」
「ウクライナとの次回会談は6月22日以降に行われる可能性」
「ウクライナとの和平原則に基づく本格的な協議に応じる用意」
「トランプ大統領との会談は有益だろうが、十分な準備が必要」
「イランはロシアに武器の提供を求めていない」

19日16:35 スイス国立銀行(中央銀行、SNB)声明
「必要に応じて外国為替市場において引き続き積極的な対応をとる用意がある」
「SNBは引き続き状況を注視し、必要に応じて金融政策を調整することで、中期的にインフレ率が物価安定と整合する範囲内にとどまるよう努める」
「スイスの経済見通しは依然として不透明」
「インフレ圧力は前四半期と比較して低下」
「3月と比較すると新たなインフレ予測は短期的には低下。中期的には3月とほぼ変わらない」

19日17:08 ノルゲバンク(ノルウェー中銀)声明
「経済が現在の予測通りに推移すれば2025年中に政策金利はさらに引き下げられる」
「引き締め的な金融政策は依然として必要であるものの、政策金利の慎重な正常化を開始することが適切であると判断」
「3月以降の基調的なインフレ率は予想よりもやや速いペースで低下しており、今後1年間のインフレ見通しは従来の予想よりもやや低いインフレ率を示している」
「政策金利の予測は2025年末に4%をわずかに下回り、2028年末には約3%に低下すると見込まれている」

19日17:24 シュレーゲル・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁
「マイナス金利含め、いかなる措置も排除できない」
「インフレ率がマイナスになる可能性は否定できない」

19日20:03 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「MPCは6人が据え置きを支持、3人が0.25%引き下げを主張」
「消費者物価上昇率は年内は概ね現状水準で推移し、来年には目標水準に向けて低下すると予想」
「金融政策の更なる引き締め解除に向けては、段階的かつ慎重なアプローチが依然として適切」
「金融政策はあらかじめ定められた道筋に沿っているわけではない」
「中期的にインフレ率が2%の目標に持続的に回帰することに対するリスクがさらに解消されるまで、金融政策は十分な期間、引き締め的な姿勢を維持する必要がある」
「中東紛争の激化に伴ってエネルギー価格が上昇。委員会はこれらの動向と英国経済への潜在的な影響について引き続き注視していく」
「委員会は経済・地政学環境における予測不可能性が高まる状況に引き続き留意し、経済に対するリスク評価を継続的に更新していく」

19日20:13 トルコ中銀声明
「委員会は金融引き締めの遅行効果を考慮しながら、基調的なインフレ傾向の低下を確保し、中期的に5%のインフレ目標を達成するために必要な金融・金融環境を整備するよう、政策決定を行う」
「インフレの持続的な低下によって物価安定が達成されるまで、金融引き締めスタンスは維持される」
「委員会はインフレ見通しを重視しつつ、会合ごとに慎重に政策金利を調整する」
「地政学的動向と世界貿易における保護主義の高まりがディスインフレのプロセスに及ぼす潜在的な影響を注視」

19日23:30 ロンバルデリ・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁
「サービスインフレは非常に堅調であることが判明」
「英労働市場の弱まりは、5月に予想していた通り」

20日02:38 レビット米ホワイトハウス報道官
「トランプ米大統領はイラン攻撃について2週間以内に決定する」
「トランプ米大統領はイランとの外交が依然として選択肢であると信じている」
「(戦争反対の有権者へ)トランプ米大統領を信頼してほしい」

※時間は日本時間


(中村)
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