ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、一時0.9952ドルまで下落

 14日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは24時時点では0.9995ドルと22時時点(1.0002ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。高インフレ抑制のため米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方から、米金利の上昇とともにドル買いが先行。前日の安値0.9998ドルを下抜けると断続的にストップロスを巻き込んで、一時0.9952ドルと2002年12月以来約20年ぶりの安値を更新した。

 ドル円は底堅い動き。24時時点では139.24円と22時時点(139.13円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。対ユーロ中心にドル高が進んだ流れに沿って、一時139.37円と日本時間夕刻に付けた約24年ぶりの高値139.39円に迫った。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では139.18円と22時時点(139.17円)と比べて1銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出て138.57円付近まで下押ししたものの、ドル円の上昇につれた買いが入ると持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.28円 - 139.39円
ユーロドル:0.9952ドル - 1.0065ドル
ユーロ円:137.99円 - 139.77円

(中村)
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