ドル円、138.48円付近まで下値切り上げ 米10年債利回りが上昇

 ドル円は底堅い。黒田日銀総裁の円安けん制発言で138.21円付近まで弱含むも、総裁は金融緩和の継続が必要であると強調したほか、「金利引き上げやレンジ拡大のつもりは全くない」とも述べたことで下値は限られた。時間外の米10年債利回りが上昇したことも支えに138.48円付近まで水準を切り上げている。

(越後)
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