ユーロ円、139.39円まで下値広げる 欧州長期金利は依然として大幅低下

 ユーロ円はさえない。欧州序盤に発表された仏・独・ユーロ圏のPMI速報値がいずれも予想を下回り欧州の景気後退に対する警戒感が高まるなか、依然として欧州長期金利は大幅に低下。昨日、欧州中央銀行(ECB)が発表したユーロ圏国債市場の分断化を防ぐ債券購入プログラム「トランスミッション・プロテクション・インスツルメント(TPI)」に対する懐疑的な見方も広がるなかで一時139.39円と日通し安値を更新している。
 また、ユーロ円につれる形でポンド円は163.84円までさげたほか、ドル円も137.19円前後まで弱含み。

(越後)
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