東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、買い戻し

 15日の東京外国為替市場でユーロ円は買い戻し。12時時点では139.43円とニューヨーク市場の終値(139.23円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。9時40分過ぎに139.01円まで下落したものの、日経平均株価がマイナス圏から再び170円超高まで持ち直すにつれて139.53円まで切り返した。
 4-6月期中国国内総生産(GDP)は予想を下回ったものの、上海ロックダウンが緩和され始めた6月の小売売上高が予想を上回る結果だったことがリスクオンにつながったとの声も聞かれている。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0037ドルとニューヨーク市場の終値(1.0018ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。足もとの下落に対する調整の買いが入り、一時1.0041ドルまで値を上げた。

 ドル円は12時時点では138.90円とニューヨーク市場の終値(138.96円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。一時138.77円まで下げた後、クロス円の買い戻しを受けて139円を回復する場面があったが、全般ドルの調整売りが進むなかで戻りは限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.77円 - 139.13円
ユーロドル:1.0011ドル - 1.0041ドル
ユーロ円:139.01円 - 139.53円


(越後)
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