ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ、売り一服

 14日のニューヨーク外国為替市場で、ユーロドルは売り一服。4時時点では1.0029ドルと2時時点(0.9991ドル)と比べて0.0038ドル程度のユーロ高水準だった。ドラギ伊首相の辞任表明を受けたユーロ売りは一服。マッタレッラ伊大統領が辞任の申し出を拒否したとのニュースも伝わり、ユーロドルはパリティ(等価)割れの水準から1.0037ドル前後まで戻した。

 ユーロ円も戻す。4時時点では139.26円と2時時点(138.82円)と比べて44銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドル同様に伊首相辞任の報道を受けた売りが落ち着き、一時139.39円前後まで戻した。

 ドル円はもみ合い。4時時点では138.85円と2時時点(138.94円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが2.96%前後で動きを落ち着かせたことから、ドル円も139円割れ水準の限られたレンジで上下。持ち直したユーロなどに対するドル弱含みから、やや上値が重かった。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.28円 - 139.39円
ユーロドル:0.9952ドル - 1.0065ドル
ユーロ円:137.99円 - 139.77円

(関口)
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