米国債市場概況・10日 10年物国債利回り、横ばいの2.78%
10日の米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。表面利率2.875%の10年物国債利回りは前営業日と同じ2.78%で終えた。予想を下回る7月米消費者物価指数(CPI)をきっかけに債券買いが先行したものの、そのあとは一転売りが優勢となり値を消した。米国株の上昇に伴う売りが出たほか、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言が相場の重しとなった。
(中村)
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