米国債市場概況・7日 10年物国債利回り、3.26%に低下
7日の米国債券相場で長期ゾーンは反発。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.09%低い(価格は高い)3.26%で終えた。天然ガスや原油などエネルギー価格が大幅に下落したことで、インフレ懸念がやや後退。債券買いが優勢となった。米地区連銀経済報告(ベージュブック)で「物価はなお高水準にあるものの、9地区で上昇率がある程度緩やかになったと報告された」と伝わると、利回りは一時3.2482%前後まで低下した。
(中村)
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