米国債市場概況・2日 10年物国債利回り、3.19%に低下

 2日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.06%低い(価格は高い)3.19%で終えた。8月米雇用統計発表直後は雇用者数が予想を上回ったことを理由に売りが出たものの、すぐに買い戻しが優勢となった。失業率と平均時給が予想より弱い内容となったことから、市場では米連邦準備理事会(FRB)が利上げをさらに加速するほど強い内容ではないと受け止められた。

(中村)
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