米国債市場概況・30日 10年物国債利回り、横ばいの3.10%

 30日の米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日と同じ3.10%で終えた。欧米中銀による大幅利上げ観測が高まる中、世界的な景気減速への懸念から債券買いが入ったものの、8月米消費者信頼感指数が予想を大幅に上回ったことが伝わると一転売りが優勢となり値を消した。利回りは一時3.1493%前後と6月29日以来約2カ月ぶりの高水準を付ける場面があった。

(中村)
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