東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 27日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では144.49円とニューヨーク市場の終値(144.75円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。米金利の低下が一服したことで仲値後も買い戻しが進み、一時は144.60円台まで下値を切り上げた。もっとも、介入への警戒感も根強く残る中で積極的に上値を試す展開とはなっていない。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では0.9632ドルとニューヨーク市場の終値(0.9609ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。全般にドル売り一服となり、0.9641ドルの高値をつけた後は0.9630ドル台でのもみ合いに転じた。

 ユーロ円は12時時点では139.18円とニューヨーク市場の終値(139.09円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。139円台前半で底堅く推移し、一時139.26円まで上昇する場面もあった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.28円 - 144.76円
ユーロドル:0.9584ドル - 0.9641ドル
ユーロ円:138.71円 - 139.26円

(岩間)
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