ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ユーロドル、軟調

　5日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では0.9854ドルと22時時点（0.9911ドル）と比べて0.0057ドル程度のユーロ安水準だった。9月米ISM非製造業指数が56.7と予想の56.0を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行。23時30分前に一時0.9835ドルと日通し安値を更新した。

　ドル円は堅調。24時時点では144.77円と22時時点（144.47円）と比べて30銭程度のドル高水準だった。良好な米経済指標をきっかけに全般ドル買いが優勢になると、一時144.84円と日通し高値を付けた。ただ、前日の高値144.93円が目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服した。

　ユーロ円はさえない。24時時点では142.66円と22時時点（143.19円）と比べて53銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、米国株相場の下落に伴う円買い・ユーロ売りが入り一時142.44円と本日安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：143.53円　-　144.84円
ユーロドル：0.9835ドル　-　0.9995ドル
ユーロ円：142.44円　-　144.09円

（中村）