米国債市場概況・12日 10年物国債利回り、3.90%に低下

 12日の米国債券相場で長期ゾーンは5営業日ぶりに反発。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.05%低い(価格は高い)3.90%で終えた。9月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ると売りが先行したものの、明日の9月米消費者物価指数(CPI)を控えたポジション調整目的の買いが入ると持ち直した。
 なお、米10年債入札が低調だったことが分かると売りが強まる場面もあったが、反応は一時的だった。

(中村)
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