ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では138.58円と22時時点(138.10円)と比べて48銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.75%台まで上昇したことを受けて円売り・ドル買いがじわりと強まった。23時30分前に一時138.85円付近まで値を上げた。

 ユーロドルは軟調。24時時点では1.0339ドルと22時時点(1.0375ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、23時前に一時1.0325ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では143.28円と22時時点(143.28円)とほぼ同水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.87円 - 139.35円
ユーロドル:1.0325ドル - 1.0394ドル
ユーロ円:143.03円 - 144.02円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。