ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、弱含み

 21日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。4時時点では1.0642ドルと2時時点(1.0656ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが昨年11月以来の水準となる3.95%台まで上昇すると、欧米金利差を意識したユーロ売りドル買いがでた。1.0638ドルまで日通し安値を更新している。
 また、下げ幅を拡大した米株を眺めてリスクに敏感なオセアニア通貨の地合いは弱かった。豪ドル/ドルは0.6848ドル、NZドル/ドルが0.6205ドルまで下値を広げた。

 ドル円は底堅い。4時時点では134.90円と2時時点(134.87円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。米長期金利が再び上昇幅を拡大すると、135.04円付近までドル買い戻しが進んだ。

 ユーロ円はじり安。4時時点では143.57円と2時時点(143.73円)と比べて16銭程度のユーロ安水準。ダウ平均が630ドル超安まで下げ幅を拡大するなど、軟調な米株が依然として重しとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.15円 - 135.23円
ユーロドル:1.0638ドル - 1.0698ドル
ユーロ円:143.17円 - 144.16円


(小針)
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