ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、軟調

 7日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.0682ドルと22時時点(1.0705ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが一時3.6641%前後と約1カ月ぶりの高水準を記録するとユーロ売り・ドル買いが優勢になった。24時過ぎに一時1.0676ドルと1月9日以来の安値を付けた。
 なお、ナーゲル独連銀総裁は「ECBは一段の大幅利上げが必要」「早期利上げを止めてはならない」「金利はまだ制限的な領域にはない」などと述べたが、相場の反応は限られた。

 ユーロ円も軟調だった。24時時点では140.98円と22時時点(141.33円)と比べて35銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが優勢になると一時140.85円と本日安値を付けた。

 ドル円はもみ合い。24時時点では131.98円と22時時点(132.01円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。ユーロ円などクロス円の下落につれた売りが出た半面、対欧州・オセアニア通貨でドル買いが進んだ影響を受けたためドル円自体は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.70円 - 132.71円
ユーロドル:1.0676ドル - 1.0744ドル
ユーロ円:140.85円 - 142.34円


(中村)
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