米国債市場概況・27日 10年物国債利回り、3.91%に低下
27日の米国債券相場で長期ゾーンは反発。表面利率3.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は高い)3.91%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの観測が高まる中、債券売りが先行。利回りは一時3.9766%前後と昨年11月10日以来の高水準を付けた。ただ、そのあとはポジション調整目的の買いなどが入り上げに転じた。市場では「利回りが節目の4%に接近したことで買いが入りやすかった」との声も聞かれた。
(中村)
(中村)