欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ止まり

 1日の欧州外国為替市場でドル円は下げ止まり。22時時点では135.40円と20時時点(135.66円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時3.91%台まで低下するにつれて売りが強まり、一時135.26円と本日安値を付けた。もっとも、米金利低下が一服すると135.40円台まで下げ渋るなど、いったん売りは落ち着いている。

 ユーロドルはしっかり。22時時点では1.0686ドルと20時時点(1.0668ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。欧州入り後からの堅調地合いを維持した。2月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想を上回る結果だったことも買いを促し、22時過ぎには一時1.0691ドルまで上げ幅を拡大している。

 ユーロ円は22時時点では144.69円と20時時点(144.73円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が売られた場面で144.30円台まで下げたが、ユーロドルが堅調推移を維持したことで高値圏まで再び浮上した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:135.26円 - 136.47円
ユーロドル:1.0565ドル - 1.0691ドル
ユーロ円:143.98円 - 144.80円


(越後)
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