欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い継続

 24日の欧州外国為替市場でドル円は買い継続。22時時点では135.66円と20時時点(135.17円)と比べて49銭程度のドル高水準だった。NY勢の参入後も米金利の上昇とドル買いの流れが続いた。昨日高値の135.36円を上抜けて、一時135.76円と昨年12月20日以来の高値を更新した。

 ユーロドルはじり安。22時時点では1.0566ドルと20時時点(1.0586ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。ドル買いの流れに沿って、1月6日以来の安値となる1.0564ドルまでじり安。また、ポンドドルも1.1969ドルの安値まで売りに押された。

 ユーロ円はしっかり。22時時点では143.34円と20時時点(143.10円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて143.47円まで上値を伸ばした。アジア時間には植田日銀総裁候補が「現在の金融政策は適切」との見解を示したこともあり、現在の金融緩和策が当面継続するとの思惑から買い安心感も広がっているか。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.06円 - 135.76円
ユーロドル:1.0564ドル - 1.0615ドル
ユーロ円:142.15円 - 143.47円

(岩間)
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