欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 22日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では134.45円と20時時点(134.88円)と比べて43銭程度のドル安水準だった。ブラード米セントルイス連銀総裁が「政策金利を5%以上に引き上げる必要がある」とのタカ派的な見解を述べつつも、「2023年はインフレを抑制できる見込みがある」とのハト派的な見解も述べたことで、一時134.37円まで下値を広げた。米10年債利回りは一時3.91%台まで低下した。

 ユーロドルは小幅高。22時時点では1.0648ドルと20時時点(1.0625ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが一時3.91%台まで低下したことで、1.0640ドル台まで底堅く推移した。

 ユーロ円は弱含み。22時時点では143.20円と20時時点(143.34円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が弱含みに推移したことで、一時143.07円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.37円 - 135.06円
ユーロドル:1.0625ドル - 1.0664ドル
ユーロ円:143.07円 - 143.97円

(山下)
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