欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、堅調

 17日の欧州外国為替市場でドル円は堅調。20時時点では134.93円と17時時点(134.79円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇を支援としたドル買いが継続。時間外取引の米10年債利回りは昨年11月10日以来の水準3.92%台へ一時上振れた。ドル円は年初来高値を更新する動きとなり135.03円と、昨年12月20日以来の135円台を回復した。

 ユーロ円も上昇。20時時点では143.58円と、17時時点(143.47円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の堅調な推移にともなう円売りが支えとなり、143.67円まで上昇。ポンド円も161.19円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは戻りの鈍さが継続。20時時点では1.0641ドルと17時時点(1.0643ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米金利上昇にともなうドル買いが重し。ユーロ円の上昇に追随できず、安値圏を脱していない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.94円 - 135.03円
ユーロドル:1.0630ドル - 1.0676ドル
ユーロ円:142.94円 - 143.67円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。