欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い戻し

 14日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。20時時点では132.25円と17時時点(132.07円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。欧州通貨が対ドル・対円で並行して上昇するなか、ドル円はしばらくもみ合った。ただ、NY序盤に注目の米1月消費者物価指数(CPI)の発表を控えるなか、強い結果が出やすいとの観測記事に注目する向きもあり、一時132.34円前後までドル高・円安方向へ戻した。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0755ドルと17時時点(1.0732ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。米CPI発表を控えるなか、ドル安方向への調整が再開。ユーロドルは9日以来、3営業日ぶり水準1.0767ドルまでユーロ高・ドル安となった。ポンドドルも一時1.2204ドルと、3日以来の1.22ドル台を回復した。

 ユーロ円は上伸。20時時点では142.25円と、17時時点(141.74円)と比べて51銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルへの連れ高に続き、ドル円の持ち直しも手伝って、ユーロ円は142.32円まで上値を伸ばした。ポンド円も昨日高値161.20円を上回り一時161.38円と、1月30日以来の高値をつけた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.79円 - 132.47円
ユーロドル:1.0721ドル - 1.0767ドル
ユーロ円:141.52円 - 142.32円

(関口)
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