欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 15日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では133.67円と20時時点(133.38円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.75%台まで上昇するなか、買いが強まり一時133.73円まで上値を伸ばした。市場では「強い結果が噂される1月米小売売上高を前に先行的な買いが観測された模様」との声が聞かれた。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0697ドルと20時時点(1.0715ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴う売りに押される形で一時1.0697ドルと日通し安値を付けた。

 ユーロ円は22時時点では143.01円と20時時点(142.92円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル絡みの取引が中心となったため高値圏ながら方向感がない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.55円 - 133.73円
ユーロドル:1.0697ドル - 1.0745ドル
ユーロ円:142.35円 - 143.16円


(越後)
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