欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、戻り鈍い

 20日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。20時時点では134.09円と17時時点(134.04円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。前週末安値の133.94円手前で再び下値の堅さを確認すると、134.37円付近まで買い戻しが入る場面もあったが、その後は再び売りに押される展開に。一段の買い戻しを誘う材料を欠いたこともあり、欧州勢の参入後も戻りは限られた。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0688ドルと17時時点(1.0701ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。17時過ぎに1.0705ドルまで上昇したが、1.07ドル台の滞空時間は短く、一巡後は1.0670ドル台まで押し戻された。

 ユーロ円は20時時点では143.31円と17時時点(143.45円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。17時30分過ぎに143.62円付近まで上昇したものの、アジア時間につけた高値143.66円の上抜けには失敗。その後はユーロドルやドル円の動きにつれて143.20円台まで失速した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.96円 - 134.54円
ユーロドル:1.0673ドル - 1.0705ドル
ユーロ円:143.19円 - 143.66円

(岩間)
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