東京外国為替市場概況・12時 ドル円、軟調な動き

 23日の東京外国為替市場でドル円は軟調な動きが続いた。12時時点では130.67円とニューヨーク市場の終値(131.44円)と比べて77銭程度のドル安水準だった。昨日ニューヨーク午後からの地合いの弱さが継続。昨日大幅に低下した米2年債利回りが時間外でも低い水準で推移していることもドルの重しとなった。一時130.60円まで下値を広げ、20日安値130.54円に迫った。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0895ドルとニューヨーク市場の終値(1.0856ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル安推移に影響され、1.0899ドルまでユーロ買いドル売りが進んだ。
また、豪ドル/ドルが0.6735ドル、ポンドドドルも1.2319ドルまで外貨高ドル安に傾いている。

 ユーロ円は12時時点では142.37円とニューヨーク市場の終値(142.67円)と比べて30銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に引きずられて昨日安値を1銭下回り、142.30円まで売られた。もっとも、日経平均が下げ幅を縮小して前場を終え、時間外の米株先物も底堅かったためか、一巡後は下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.60円 - 131.49円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0899ドル
ユーロ円:142.30円 - 142.80円


(小針)
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