8日の主な要人発言(時間は日本時間)

8日08:57 3月9-10日分の金融政策決定会合議事要旨
「米国の物価上昇率の鈍化や欧州のエネルギー供給問題を巡る懸念の後退などを背景に、一旦は市場センチメントに改善の動きがみられたものの、その後、米欧の経済・物価指標の上振れなどを受けて、金融引き締めの長期化が意識され、市場センチメントが再び慎重化しているとの見方を共有した」
「一人の委員は、米欧における金利上昇が一部投資家の運用成績等に影響を与えはじめており、市場の動向を丁寧にモニタリングすることが肝要であると述べた」
「何人かの委員は、米欧のインフレが高止まり、中央銀行の利上げが長期化した場合に、金融市場や金融システムに及ぼす影響については注意が必要であるとの見方を示した」
「わが国の景気について、委員は、資源高の影響などを受けつつも、感染症抑制と経済活動の両立が進むもとで、持ち直しているとの見方を共有した。複数の委員は、企業の投資意欲は高いほか、個人消費も回復基調にあるとの見方を示した」

8日23:40 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「食料とコアインフレの勢いは依然として強い」

9日00:08 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「FRBはデータに依存する必要。信用状況を注視」
「信用ひっ迫が始まりつつある気配を感じる」
「リセッションの可能性はあると言わざるを得ない」
「6月の金利決定を判断するには時期尚早」
「生産者物価はデフレ環境に移行」

※時間は日本時間


(中村)
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