海外マーケットトピック-米債務上限協議、1時間足らずで終了 下院議長「週末までの合意可能」

<市場動向>
・米国株式市場-NYダウは336ドル安と反落 ナスダックは0.2%安 
・米債券市場-10年物国債利回りは3.54%に上昇
・NY原油先物-6月限の終値は前営業日比0.25ドル安の1バレル=70.86ドル
・NY金先物-6月限は前営業日比29.7ドル安の1トロイオンス=1993.0ドル
・CME225先物-大阪取引所比で上昇 29870円で引け
・VIX指数-17.99と上昇 ホーム・デポの決算を嫌気

<海外経済指標>
・4月米小売売上高(前月比)+0.4%、予想 +0.8%
・4月米小売売上高(自動車を除く、前月比)+0.4%、予想 +0.4%
・4月米鉱工業生産指数(前月比)+0.5%、予想 ±0.0%
・5月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数 50、予想 45
・5月独ZEW景況感指数 -10.7、予想 -5.3
・1-3月英失業率(ILO方式)3.9%、予想 3.8%

<海外の要人発言>※時間は日本時間
・16日21:58 メスター米クリーブランド連銀総裁
「次の会合まで4週間あり、もっとデータを見る必要がある」
「労働市場の状況に若干の減速が見られるが、依然として労働市場はかなりタイト」
「金利は十分に制限された水準にない」
・16日23:38 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレについてはまだ納得が得られない」
「6月FOMCまでには多くのデータと債務上限がある」
「需要は冷え込んでいるがまだ冷え切っていない」
「銀行間で見られる回復力に勇気づけられる」
「必要なら追加利上げの可能性」
「インフレを最終的かつ確実に沈静化させたい」
・17日00:28 バー米連邦準備理事会(FRB)副議長(銀行監督担当)
「地方銀行は健全で回復力がある」
「FRBは商業用不動産のリスクを注意深く監視」
・17日01:28 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「経済は容認できないほどの高インフレに直面」
「経済はより正常なパターンに戻り始めている」
「需要と供給のバランスが戻り始めている」
「インフレは徐々に正しい方向に向かっている」
「今年も経済成長が続くと予想」
「政策の効果を実感するには時間がかかる」
・17日03:36 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「6月FOMCについては何も決めていない」
「5月の金利決定は際どいところだったと感じた」

<一般ニュース>
・米債務上限協議、1時間足らずで終了 下院議長「週末までの合意可能」=ロイター
・米小売売上高、4月は0.4%増 予想下回るも基調は堅調=ロイター
・リッチモンド連銀総裁、「必要ならさらなる利上げも辞さない」=BBG
・投資家は今年最も悲観的-BofAのファンドマネジャー5月調査=BBG
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