予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
8日
(時間は日本時間)
国内
14:00 | ◇ | 12月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯、予想:36.6) |
海外
09:30 | ◎ | 11月豪消費者物価指数(CPI、予想:前年同月比2.2%) |
16:00 | ◎ | 11月独小売売上高(予想:前月比0.5%/前年比2.5%) |
16:00 | ◎ | 11月独製造業新規受注(予想:前月比横ばい/前年同月比3.0%) |
16:00 | ◎ | 12月スウェーデン消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.2%/前年比1.0%) |
◎ | コア指数(予想:前月比0.4%/前年比1.7%) | |
16:45 | ◇ | 12月仏消費者信頼感指数(予想:89) |
16:45 | ◇ | 11月仏貿易収支 |
16:45 | ◇ | 11月仏経常収支 |
19:00 | ◎ | 12月ユーロ圏経済信頼感指数(予想:95.6) |
19:00 | ◎ | 12月ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値、予想:▲14.5) |
19:00 | ◎ | 11月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比1.5%/前年比▲1.3%) |
21:00 | ◇ | MBA住宅ローン申請指数 |
22:00 | ◎ | ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演 |
22:15 | ☆ | 12月ADP全米雇用報告(予想:14.0万人) |
22:30 | ◎ | 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:21.8万件/186.7万人) |
24:00 | ◇ | 11月米卸売売上高(予想:前月比横ばい) |
9日
00:30 | ◇ | EIA週間在庫統計 |
02:15 | ◎ | ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演 |
03:00 | ◎ | 米財務省、30年債入札 |
04:00 | ☆ | 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月17日-18日分) |
05:00 | ◇ | 11月米消費者信用残高(予想:105.0億ドル) |
− | ロシア(新年休暇)、休場 |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
ドル円
レジスタンス2 | 159.45(2024/7/12高値) |
---|---|
レジスタンス1 | 158.86(2024/7/16高値) |
前日終値 | 158.05 |
サポート1 | 157.22(日足一目均衡表・転換線) |
サポート2 | 156.24(1/6安値) |
ユーロドル
レジスタンス2 | 1.0513(2024/12/18) |
---|---|
レジスタンス1 | 1.0437(1/6高値) |
前日終値 | 1.0340 |
サポート1 | 1.0295(1/6安値) |
サポート2 | 1.0226(1/2安値) |
ロシア国営企業ガスプロムは1日、ウクライナ経由で欧州への天然ガス輸出の停止を発表。これを受けて、2日に取引が再開された「オランダTTF天然ガス先物(欧州の天然ガス価格の指標)」2月限は、1メガワット時あたり50.2ユーロを超えて終えた。下落していた先月半ばから比べると、20%以上も上昇した水準だ。
もっとも、既に欧州連合(EU)はロシア産天然ガスへの依存度を引き下げているためか、先週末3日にTTF天然ガス先物は49.62ユーロ付近まで下落して終えた。ウクライナがガスプロムとの契約を更新しない方針を以前から決めていたこと、今後ロシアは別ルートで欧州に天然ガス輸出を続ける見込みということも、警戒感を過度に高めていない要因だろう。
とはいえ、これから冬が本格化する中でエネルギー需給の逼迫懸念は残る。原油先物も年末年始にかけて堅調に推移しており、エネルギー価格が高止まりするようだと欧州インフレの上昇圧力に繋がるだろう。そうなった場合、ユーロ圏金利の先安観の後退から通貨ユーロが支えられる局面があるかもしれない。しかし景況感の悪化も避けられないため、持ち高調整以外では積極的な上値追いも難しそうだ。
12月サービス部門PMIは、速報値では仏独ユーロ圏とも総じて予想以上の結果だった。特に、ドイツとユーロ圏が景況判断の境目50もしっかり超えてきている。12月の好調さを改定値で確認できれば、ユーロ相場にとって目先の支持要因とされるか。ただし改定値のため、速報値から大きく離れた場合のみユーロ相場の動意を高めることになるだろう。
なお、日本時間22時に発表される12月独消費者物価指数(CPI)速報値は、前年比2.4%上昇が市場予想の中心値。見込み通りであれば、3カ月連続の加速となる。
想定レンジ上限
・ユーロドル、日足一目均衡表・転換線1.0342ドル。超えると同・基準線1.0428ドルが意識される。
想定レンジ下限
・ユーロドル、2日につけた2022年11月以来の安値1.0226ドル。