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ドル・円相場:1ドル=155.54円(前営業日比△1.03円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.24円(△0.12円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0430ドル(▲0.0062ドル)
ダウ工業株30種平均:44850.35ドル(△136.77ドル)
ナスダック総合株価指数:19733.59(△391.76)
10年物米国債利回り:4.53%(横ばい)
WTI原油先物3月限:1バレル=73.77ドル(△0.60ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2767.5ドル(△29.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
主な米経済指標
<発表値> <前回発表値>
12月米耐久財受注額
(前月比) ▲2.2% ▲2.0%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.3% ▲0.2%
11月米住宅価格指数
(前月比) 0.3% 0.5%・改
11月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比) 4.3% 4.2%
1月米消費者信頼感指数
104.1 109.5・改
1月米リッチモンド連銀製造業景気指数
▲4 ▲10
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
各市場の動き
・ドル円は4日ぶりに反発。24時前に一時155.05円付近まで下押しする場面もあったが、アジア時間に付けた日通し安値154.49円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。前日に急落した米ナスダック指数が反発すると、投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ円売り・ドル買いを誘った面もあった。1時過ぎには155.76円付近まで持ち直した。
もっとも、NY午後に入ると155円台半ばで値動きが鈍った。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に様子見ムードも強く、大きな方向感は出なかったようだ。
なお、1月米消費者信頼感指数は予想を下回った一方、1月米リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回るなど、この日発表の米経済指標は強弱入り混じる結果となった。
・ユーロドルは続落。NY市場に限れば狭いレンジでのもみ合いに終始した。欧米の金融イベントを控える中、様子見ムードが強く大きな方向感は出なかった。NY時間の安値は1.0414ドル、高値は1.0440ドルで値幅は0.0026ドル程度だった。
なお、欧州中央銀行(ECB)は30日の定例理事会で利下げを決めるとの予想が多い一方、米連邦準備理事会(FRB)は28-29日のFOMCで4会合ぶりに利下げを見送るとの見方が優勢だ。
・ユーロ円は小反発。24時前に一時161.76円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値161.58円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。0時30分前には162.45円付近まで持ち直した。NY午後に入ると、162円台前半で次第に値動きが細った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。中国のAI台頭が警戒されて前日に急落したエヌビディアが反発したほか、ハイテク株が幅広く買われ相場を下支えした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発。メタ・プラットフォームズが買われたほか、前日急落したブロードコムが反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。明日のFOMC結果公表を前に様子見ムードが強く、大きな方向感は出なかった。
・原油先物相場は反発。リビアの石油港で、「石油の積み出し作業が地元の抗議活動で妨げられている」との報道が伝わると、供給不安懸念が高まり買いが優勢になった。ドルが堅調に推移すると、ドルで取引される原油先物は割高感で一時弱含む場面もあったが、下落局面では買いが入り反発して引けた。
・金先物相場は反発。昨日大幅に反落したこともあり、明日発表のFOMCの結果を前に買い戻しが優勢になった。米経済の不透明感とインフレ懸念の高まりにより下押した水準では買いが入りやすかった。