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ドル・円相場:1ドル=155.05円(29日15時時点比△0.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.58円(▲0.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0421ドル(▲0.0020ドル)
FTSE100種総合株価指数:8557.81(前営業日比△23.94)
ドイツ株式指数(DAX):21637.53(△206.95)
10年物英国債利回り:4.621%(△0.007%)
10年物独国債利回り:2.583%(△0.018%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
主な欧州経済指標
<発表値> <前回発表値>
2月独消費者信頼感指数(Gfk調査)
▲22.4 ▲21.4・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
各市場の動き
・ユーロドルは下げ渋り。2月独消費者信頼感指数(Gfk調査)が予想を下回るとユーロ売り・ドル買いが先行。ドイツ政府が今年の成長率予測を1.1%から0.3%に下方修正したことも相場の重し。欧州中央銀行(ECB)が明日30日の定例理事会で利下げを決めるとの観測もユーロ売り・ドル買いを促し、22時30分前に一時1.0383ドルと日通し安値を付けた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり1.0429ドル付近まで下げ渋った。本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入った。
・ドル円は小幅安。本日のFOMC結果公表を前に様子見ムードが強く、しばらくは大きな方向感が出なかった。ただ、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて円買い・ドル売りのフローが観測されると一時154.94円と日通し安値を付けた。FOMC結果公表を前にポジション調整目的のドル売りも出た。
・ユーロ円は22時30分過ぎに一時161.31円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり161.82円付近まで下げ渋った。ユーロドルにつれた動きとなった。
・米ドルカナダドルは伸び悩み。カナダ中銀(BOC)による利下げ観測を背景に全般カナダドル売りが先行すると、23時過ぎに一時1.4472カナダドルまで値を上げたものの、買い一巡後は徐々に売りが優勢となり、1.4404カナダドル付近まで下押しした。
なお、BOCはこの日、政策金利を現行の3.25%から0.25%引き下げて3.00%にすることを決めたと発表。市場の予想通りとなった。声明では「米新政権による貿易関税の脅威により、通常よりも不確実性にさらされている」「経済は徐々に強まり、インフレは目標近辺で推移すると予想される」「しかし、広範囲にわたる大規模な関税が課された場合、カナダ経済の回復力が試されることになる」と指摘し、トランプ政権の通商に関する具体策がより明確になるまでは、金融政策のさらなる調整は行わない可能性を示唆した。
・ロンドン株式相場は3日続伸。FOMC結果公表を控えて様子見ムードが漂う中、小幅ながら上昇した。HSBCやバークレイズなど金融株が買われたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが値上がりした。
・フランクフルト株式相場は続伸。前日の米国株相場や本日の日本株相場の上昇を受けて、独株にも買いが波及した。個別ではダイムラー・トラック・ホールディング(7.57%高)やシーメンス・エナジー(4.93%高)、ドイツテレコム(4.65%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落。