ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では154.42円と24時時点(154.04円)と比べて38銭程度のドル高水準。一部金先物市場で金価格が昨年10月につけた最高値を更新するなど、リスク回避の動きが進むとドル円は153.79円までドル安・円高が進んだ。ただ、ロンドンフィキシングにかけてややドルが買われたことや、4.48%台まで低下していた米10年債利回りが4.53%台まで回復すると154.40円台を回復した。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0419ドルと24時時点(1.0429ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。1.0467ドルを高値に、米金利の回復で徐々に上値が重くなった。
 
 ユーロ円は買い戻し。2時時点では160.90円と24時時点(160.64円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。ドル買いセンチメントが強い中で、対円でのドル買いの勢いが、対ユーロより上回ると161円手前まで買い戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.79円 - 155.25円
ユーロドル:1.0390ドル - 1.0467ドル
ユーロ円:160.24円 - 161.80円


(松井)
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