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なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、FOMCで0.25%の利下げを予想する確率は37%程度、0.50%の利下げを予想する確率は63%程度となった。一方、エコノミストの間では0.25%の利下げ予想が大勢を占めている。
ユーロドルは反落。終値は1.1114ドルと前営業日NY終値(1.1133ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。日本時間夕刻に一時1.1146ドルと日通し高値を付けたものの、6日の高値1.1155ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速。米経済指標の上振れや米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出て一時1.1111ドルと日通し安値を更新した。米重要イベントを控えたポジション調整目的の売りも出た。
ユーロ円は続伸。終値は158.27円と前営業日NY終値(156.54円)と比べて1円73銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇をきっかけに円売り・ユーロ買いが先行。日経平均先物の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが入ると、取引終了間際に158.33円と本日高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:140.32円 - 142.47円
ユーロドル:1.1111ドル - 1.1146ドル
ユーロ円:156.05円 - 158.33円