予想とまとめ

定時での為替市場のまとめ

17時 ドル円、軟調
2025/01/15 17:06
 15日午後の東京外国為替市場でドル円は軟調。17時時点では156.87円と15時時点(157.31円)と比べて44銭程度のドル安水準だった。日銀総裁の発言を受けて来週会合での利上げ観測が高まるなか、欧州勢が売りで参入。時間外の米10年債利回りが低下したことも嫌気され、昨日安値の157.12円を下抜けて156.80円まで下げ足を速めた。

 ユーロ円も弱含み。17時時点では161.66円と15時時点(161.92円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれる形で一時161.61円まで値を下げた。
 なお、ポンド円は反発。12月英消費者物価指数(CPI)がコア指数ともに市場予想を下回る結果だったことが伝わると一時191.35円まで急落したが、売りは続かず。材料出尽くし感もあり、一巡後は買い戻しが優勢となり192円台を一時回復した。

 ユーロドルは下値が堅い。17時時点では1.0305ドルと15時時点(1.0293ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円につれ安となり1.0287ドルまで下げたが、米金利低下を支えに日通し高値となる1.0312ドルまで反発した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.80円 - 158.08円
ユーロドル:1.0287ドル - 1.0312ドル
ユーロ円:161.61円 - 162.89円
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。