米国債市場概況・23日 10年物国債利回り、3.69%に低下

 23日の米国債券相場で長期ゾーンは8営業日ぶりに反発。表面利率3.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は高い)3.69%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言を受けて売りが先行。利回りは一時3.7572%前後と3月10日以来の高水準を付けた。ただ、米国株相場の下落に伴う買いが入ると上げに転じた。足もとで相場下落が続いたあとだけに持ち高調整目的の買いも入りやすかった。

(中村)
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