東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上値が重い

 26日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。17時時点では139.53円と15時時点(139.70円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。欧州入り後も調整の売りが入り上値が重い。時間外の米10年債利回りが3.78%台まで低下したこともあり、17時前には139.50円まで弱含んだ。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0740ドルと15時時点(1.0736ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。一時昨日の欧州入り後の高値を小幅に上抜け1.0745ドルまで上値を広げたが、ドイツのリセッション入りなどもありユーロクロスの上値が重いことで、もみ合いになっている。なお、ユーロポンドは0.8690ポンド、ユーロスイスフランは0.9690フランまでじり安になった。

 ユーロ円は弱含み。17時時点では149.86円と15時時点(149.99円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の売りに連れて149.80円まで弱含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.50円 - 140.11円
ユーロドル:1.0719ドル - 1.0745ドル
ユーロ円:149.80円 - 150.30円


(松井)
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