東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、しっかり

 12日午後の東京外国為替市場でユーロ円はしっかり。17時時点では150.24円と15時時点(149.97円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。時間外のダウ先物などが底堅く推移していることをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した買いが入った。一時150.34円まで本日高値を更新。また、ポンド円が175.77円、スイスフラン円が154.76円まで上昇するなど、他のクロス円も強含んだ。

 ユーロドルは強含み。17時時点では1.0769ドルと15時時点(1.0749ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ高水準だった。アジア時間に下値の堅さを確認すると、リスクオンの流れに沿って1.0772ドルまで上値を伸ばした。

 ドル円は17時時点では139.50円と15時時点(139.51円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。クロス円の上昇につれて本日高値の139.64円に迫る場面があったが、対欧州通貨などでドル売りが進んだ影響もあり、積極的に上値を試す展開にはならなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.27円 - 139.64円
ユーロドル:1.0733ドル - 1.0772ドル
ユーロ円:149.67円 - 150.34円

(岩間)
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