東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、弱含み

 16日の東京外国為替市場でユーロ円は弱含み。12時時点では147.91円とニューヨーク市場の終値(148.01円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。予想を下回る中国経済を受けてリスクオフへ傾斜。147.77円まで下押す場面があった。ポンド円も170.16円、豪ドルは90.83円、NZドル円は84.84円まで下落するなど、他のクロス円も総じて円高となった。

 ドル円は戻りが鈍い。12時時点では135.95円とニューヨーク市場の終値(136.12円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。日経平均株価は200円高付近と堅調維持。しかし、弱い中国経済指標が重しとなりリスクオフ傾向。136円台を維持できない重い動きだった。

 ユーロドルは限られたレンジで上下。12時時点では1.0883ドルとニューヨーク市場の終値(1.0874ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の動きに連動して一時1.0868ドルまで小幅安。しかし、ほどなく1.0880ドル台へ戻した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.91円 - 136.12円
ユーロドル:1.0868ドル - 1.0882ドル
ユーロ円:147.77円 - 148.05円

(関口)
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