ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では139.62円と22時時点(139.20円)と比べて42銭程度のドル高水準だった。一時は3.70%台まで低下した米10年債利回りが3.79%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。前週末の高値139.73円を上抜けて一時139.74円まで値を上げた。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0747ドルと22時時点(1.0766ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。日本時間夕刻に一時1.0790ドルと日通し高値を付けたあとはじり安の展開となった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出た。

 ユーロ円は強含み。24時時点では150.06円と22時時点(149.87円)と比べて19銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、欧米株価の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが出て150円台前半まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.07円 - 139.74円
ユーロドル:1.0733ドル - 1.0790ドル
ユーロ円:149.67円 - 150.35円


(中村)
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