欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、買い一服

 13日の欧州外国為替市場でユーロドルは買いが一服。20時時点では1.0798ドルと17時時点(1.0799ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置き、明後日の欧州中央銀行(ECB)金融政策決定理事会で追加利上げが見込まれるなか、欧米金利差縮小を意識した買いが入った。6月独ZEW景況感指数が市場予想より強い結果となったこともあり、18時過ぎには1.0810ドルまで5月23日以来の高値を更新。もっとも、その後は持ち高調整売りに押されて買いも一服となった。

 ドル円はもみ合い。20時時点では139.54円と17時時点(139.48円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。5月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが強まり、139.50円台を中心としたレンジ相場が続いた。

 ユーロ円は20時時点では150.69円と17時時点(150.63円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。一時150.85円まで上値を伸ばしたが、その後はユーロドルと同様に買い一服となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.33円 - 139.67円
ユーロドル:1.0756ドル - 1.0810ドル
ユーロ円:150.04円 - 150.85円

(岩間)
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