14日の主な要人発言(時間は日本時間)

14日13:37 秦剛・中国外相(ブリンケン米国務長官との電話会談で)
「米国は中国の内政問題への干渉をやめるべき」
「台湾問題など中国の核心的問題を尊重すべき」
「中米関係を安定させ、健全で安定的発展の軌道に戻すことを望む」

15日03:02 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「最近の指標は、経済活動が緩やかなペースで拡大し続けていることを示唆」
「雇用の伸びはここ数カ月間堅調で、失業率は低いまま」
「インフレ率は引き続き高止まりしている」
「米国の金融システムは健全で強固」
「家計や企業の信用状況の引き締まりが経済活動、雇用、インフレの重しになる可能性がある」
「これらの影響の程度は依然不透明だ。委員会は引き続きインフレのリスクを大いに注視している」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す」
「これらの目標を支援するため、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを5.00-5.25%に維持することを決定した」
「今回の会合で目標レンジを安定的に維持することで、委員会は追加情報とその金融政策への影響を評価することが可能になる」
「時間の経過とともにインフレ率を2%に戻すために追加的な金融政策の引き締めがどの程度適切かを決めるに当たり、委員会は金融政策の度重なる引き締め、金融政策が経済活動とインフレ率に及ぼす影響の遅れ、および経済と金融の動向を考慮する」
「さらに、以前発表された計画で説明されている通り、委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける」
「委員会はインフレ率を2%の目標まで戻すことに力強く取り組む」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策スタンスを適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「今回の金融政策決定は全会一致」

15日03:35 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「2%のインフレに強くコミット」
「ほぼすべての当局者が年内のさらなる利上げは適切だと判断」
「年内の追加利上げが適切である可能性が高い」
「インフレ圧力はなお高まっている」
「インフレ率を2%に戻すには長い道のりがある」
「我々は会合ごとに意思決定を続けていく」
「金利据え置きの決定は賢明だった」
「FOMCは累積的な引き締めを考慮する」
「FOMCは二つの目標を達成するために全力を尽くす」
「インフレ緩和にはトレンドを下回る成長期間が必要となる可能性」
「7月のFOMCはライブになると予想」
「利上げ一時停止は引き締めペース鈍化の継続」
「6月据え置きを1回見送りと呼ぶべきではない」
「労働市場は驚異的な回復力を見せている」
「労働市場は経済を動かす原動力」
「我々は十分に制限的な金利にかなり近づいてきた」
「インフレリスクは依然として上向きだと考えている」
「コアPCEに大きな進歩は見られない」
「過去2年、FOMCのインフレ予測は外れていた」
「予測はあまり重視しない、不確実だ」
「利下げについては2年ほど先の話」

※時間は日本時間


(中村)
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