7日の主な要人発言(時間は日本時間)

7日08:27 ロウ豪準備銀行(RBA)総裁
「追加の金融引き締めが必要となる可能性」
「最近のデータはインフレ見通しの上振れリスクを示唆」
「対インフレでの勝利宣言は時期尚早」
「もしインフレが高止まりすれば、私たちは多くの痛みを感じることになる」
「ここ数カ月で変わったのはリスクに対する評価」
「より良い時代と実質賃金の上昇に戻る道はあり、 絶望的な状態に陥ってはならない」

7日15:11 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「基調的なインフレは依然として高い」
「あとどのくらい利上げが必要かはデータが決める」

7日18:08 クノット・オランダ中銀総裁
「さらなる利上げが必要だろう」
「インフレはしばらくの間、かなり高い水準を維持する可能性」

7日21:10 イエレン米財務長官
「労働市場に緩和の兆しが見られる」
「強い労働市場を維持しながらインフレを抑える道筋が見える」
「今後2年間、インフレ率低下のための経済的進歩を見続けるだろう」

7日23:00 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「世界的にインフレはエネルギー価格の下落を受けて低下しているものの、基調的なインフレは依然として高止まりしている」
「金利上昇で世界中の経済成長が鈍化する中、主要中銀は物価の安定を回復するために金利をさらに引き上げる必要がある可能性」
「米国では個人消費は依然として驚くほど回復力があり、労働市場は依然逼迫しているが、経済は減速している」
「欧州では経済成長が実質的に失速しているが、コアインフレの上昇圧力は続いている」
「理事会は金融政策が需要と供給のバランスを取り戻し、インフレを持続的に2%の目標に戻すには十分に制限的ではないとの見解を反映し、政策金利の引き上げを決定した」
「量的引き締めは、金融政策の制限的なスタンスを補完し、バランスシートを正常化している」
「理事会は引き続きコアインフレの動向とCPIインフレの見通しを評価」
「特に需要の推移、インフレ期待、賃金上昇率、および企業の価格設定行動がインフレ目標の達成と一致しているかどうかを評価」
「中銀は国民の物価安定を回復するという決意を貫く」
「労働市場は依然として逼迫している」
「全体として、経済における超過需要は予想よりも続いている」
「幅広い商品やサービスの価格が予想を上回り、4月のCPIインフレ率は4.4%上昇し、10カ月ぶりの上昇となった」
「エネルギーコストは低下したにもかかわらず、商品価格のインフレは上昇した」
「旺盛な需要と労働市場の逼迫を反映して、サービス価格のインフレは依然として高水準にある」
「エネルギー価格の下落が波及し、昨年の大幅な価格上昇が年間データから外れるため、夏にはCPIインフレ率が3%程度に低下すると引き続き予想」
「しかし、コアインフレ率の3カ月指標が数カ月間3.5-4%の範囲で推移しており、超過需要が続いていることから、CPIインフレ率が目標の2%を大きく上回って固定化する可能性があるとの懸念が高まっている」

8日00:03 シムシェキ・トルコ財務相
「政策をすぐに修正する近道はない」
「チームを強化し、信頼できるプログラムを設計することが当面の課題」

※時間は日本時間


(中村)
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