今日の株式見通し-堅調か 米国株は下落も円安進行が支えに

 東京市場は堅調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は108ドル安の34299ドルで取引を終えた。6月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が市場予想を下回り、インフレ長期化懸念の後退で買われる場面もあった。しかし、19日が休場で三連休を前に持ち高調整の売りに押されて、終盤にかけて失速した。米国の長期金利は上昇したが、日銀の緩和姿勢が改めて確認できたことで為替は円安に振れており、ドル円は足元141円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて25円高の33675円、ドル建てが100円高の33750円で取引を終えた。

 米国株は下落したが、利益確定売りのような動きで警戒ムードは高まりづらい。円安が進んでおり、日本株に対する売り圧力は限られるだろう。本日の米国は休場で、あすのマーケットに対する懸念は少ない。米国株が下げた割にはしっかりとしたスタートとなり、前営業日の終値近辺でもみ合った後、次第にプラス圏が定着していく展開を予想する。日経平均の予想レンジは33600円-33950円
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。