米国債市場概況・21日 10年物国債利回り、横ばいの3.72%

 21日の米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。表面利率3.375%の10年物国債利回りは前営業日と同じ3.72%で終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けて、米利上げが長期化するとの観測が改めて広がると売りが先行した。ただ、米国株相場が下落すると相対的に安全資産とされる米国債に買いが入り持ち直した。20年債入札が「好調」と受け止められたことも相場の支援材料。

(中村)
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