ニューヨーク外国為替市場概況・29日 ドル円、3日続伸
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は144.76円と前営業日NY終値(144.48円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。1-3月期米国内総生産(GDP)確定値や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると、米金利の上昇とともに全般ドル買いが先行。23時頃には一時144.90円と昨年11月以来の高値を更新した。その後の下押しも144.53円付近にとどまり、引けにかけては144.89円まで再び強含んだ。日米金融政策の違いが意識される中、押し目買い意欲も旺盛だ。
なお、米10年債利回りは一時3.8658%前後と3月10日以来の高水準を付けた。
ユーロドルは続落。終値は1.0865ドルと前営業日NY終値(1.0913ドル)と比べて0.0048ドル程度のユーロ安水準だった。21時発表の6月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想を上回ったことを受けてユーロ買い・ドル売りが先行。一時1.0941ドルと日通し高値を付けた。ただ、その後発表された米経済指標が良好な内容だったことが伝わると、全般ドル買いが優勢となり一時1.0860ドルと日通し安値を更新した。
ユーロ円も続落。終値は157.28円と前営業日NY終値(157.67円)と比べて39銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが先行し一時157.28円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値157.25円がサポートとして意識されると下げ渋った。
本日の参考レンジ
ドル円:144.14円 - 144.90円
ユーロドル:1.0860ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:157.25円 - 157.92円
(中村)
なお、米10年債利回りは一時3.8658%前後と3月10日以来の高水準を付けた。
ユーロドルは続落。終値は1.0865ドルと前営業日NY終値(1.0913ドル)と比べて0.0048ドル程度のユーロ安水準だった。21時発表の6月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想を上回ったことを受けてユーロ買い・ドル売りが先行。一時1.0941ドルと日通し高値を付けた。ただ、その後発表された米経済指標が良好な内容だったことが伝わると、全般ドル買いが優勢となり一時1.0860ドルと日通し安値を更新した。
ユーロ円も続落。終値は157.28円と前営業日NY終値(157.67円)と比べて39銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが先行し一時157.28円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値157.25円がサポートとして意識されると下げ渋った。
本日の参考レンジ
ドル円:144.14円 - 144.90円
ユーロドル:1.0860ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:157.25円 - 157.92円
(中村)