3日の主な要人発言(時間は日本時間)

3日11:25 松野官房長官
「日銀には政府と密接に連携図りつつ、物価目標の持続的・安定的実現に向け適切な政策運営を期待する」
「為替対応での日銀への働きかけは、承知してない」
「日銀とは常々緊密な意思疎通行っており、やりとりの具体的な内容は控える」
「為替動向や日本経済・物価への影響、日銀とも緊密に連携しつつしっかり注視している」

3日18:15 パネッタ欧州中央銀行(ECB)専務理事
「金融政策は利上げだけでなく、現行の金利水準を長く維持することでも機能する可能性」
「経済活動を不必要に害することなくインフレ目標を達成するには、金融政策のスタンスを慎重に調整する必要」
「インフレ見通しに対するリスクはバランスが取れてきた」

3日20:02 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「MPCのメンバー8人は利上げを支持、残り1人は据え置きを支持」
「現在の金融政策スタンスは制限的である」
「より持続的なインフレ圧力を示す証拠があれば、さらなる引き締めが必要」
「持続的なインフレ圧力に加えて、経済の回復力を注意深く監視」
「マン委員とハスケル委員は、0.5%利上げを支持」
※金融政策報告書
「1年後のインフレ予測は+2.82%(5月予測は3.38%)」
「2年後のインフレ予測は+1.65%(前回は1.09%)」
「3年後のインフレ予測は+1.46%(前回は1.16%)」
「インフレリスク、依然上方に傾いているが5月よりも減少」

3日20:39 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「インフレ率は更に低下し、7月は7%付近・10月は5%近辺になると予想」
「エネルギー以外の価格がどれほど早く下がるかは明確ではありません」
「食品価格のインフレはピークに達し、今年中に段階的に減速すると予想」
「サービス価格のインフレは5月以降、望ましくないニュース」
「サービス価格のインフレに過度に注目すべきではないが、高いインフレが持続することを示唆しているかもしれない」
「インフレリスクは依然として上振れ方向」
「インフレ率、予測期間の終わりには目標を下回る見込み」
「金利の想定された道筋はない」
「中銀はエビデンスに基づいて行動している」
「全て終わり、金利を現状維持すると宣言する時期ではまだない」

3日20:53 ラムスデン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁
「金利がどこに向かうかはデータ次第」
「インフレリスクは今年具体化する」

3日21:25 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「さらなる景気減速はほぼ確実に近づいている」
「インフレは依然として高すぎる」
「先月のインフレ指標は良いものだった」
「リセッションが起きたとしてもそれほど深刻ではなく、労働市場の混乱も少ないだろう」

※時間は日本時間


(中村)
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