東京外国為替市場概況・12時 ユーロドル、底堅い

 29日の東京外国為替市場でユーロドルは底堅い。12時時点では1.0836ドルとニューヨーク市場の終値(1.0819ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。時間外取引の米10年債利回りが4.17%台まで低下するなか一時1.0837ドルまで上昇。ただ、依然として値幅は限定的で、本日1.0848ドルに低下した一目均衡表・転換線を下回るレンジにとどまっている。

 ユーロ円も底堅い。12時時点では158.59円とニューヨーク市場の終値(158.53円)と比べ6銭程度のユーロ高水準だった。ニューヨーク終値付近で振幅しつつ158.63円までじり高となった。

 ドル円は上値が重い。12時時点では146.35円とニューヨーク市場の終値(146.54円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。米金利の低下先行や日経平均株価が上昇幅を縮小したこともあり、再び本日ここまでのレンジ下限146.31円付近へ押し戻される場面があった。


本日こまでの参考レンジ
ドル円:146.31円 - 146.56円
ユーロドル:1.0814ドル - 1.0837ドル
ユーロ円:158.44円 - 158.63円

(関口)
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