ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、2カ月ぶり安値

 22日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.0851ドルと22時時点(1.0865ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準となった。ドイツやイタリアなど欧州債利回りが低下すると全般ユーロ売りが優勢となり、18日の安値1.0845ドルや7月6日の安値1.0834ドルを下抜けて一時1.0833ドルと6月15日以来約2カ月ぶりの安値を更新した。

 ドル円は戻りが鈍い。24時時点では145.86円と22時時点(145.96円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。対ユーロなどでドル買いが強まると一時146.13円付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値146.40円には届かなかった。米10年債利回りが4.36%手前から4.32%台まで水準を落としたことも相場の重し。

 ユーロ円はさえない。24時時点では158.28円と22時時点(158.59円)と比べて31銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出ると一時158.13円と本日安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.50円 - 146.40円
ユーロドル:1.0833ドル - 1.0930ドル
ユーロ円:158.13円 - 159.49円


(中村)
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