東京外国為替市場概況・15時 ドル円、じり高

 5日午後の東京外国為替市場でドル円はじり高。15時時点では146.84円と12時時点(146.72円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.21%台で高止まりし、日経平均株価もプラス圏で推移していることで、一時146.88円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円は小高い。15時時点では158.38円と12時時点(158.27円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、一時158.41円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0786ドルと12時時点(1.0787ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.0800ドルのオプションが上値を抑え、米10年債利回りが4.21%台で高止まりしていることで、一時1.0781ドルまで下値を広げた。

 豪準備銀行(RBA)が予想通りに政策金利4.10%の据え置きを発表するなか、豪ドル円は93.91円、豪ドル/ドルは0.6394ドルまで下値を広げた。
 RBAは、インフレを目標(2-3%)に戻すために必要なことを行っていくという決意を表明。今後も幾分かの引き締めの可能性を示唆した。しかしながら追加引き締めについては、データとリスク次第というこれまでと同じ考え方を示している。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:146.39円 - 146.88円
ユーロドル:1.0781ドル - 1.0798ドル
ユーロ円:158.03円 - 158.41円

(山下)
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